【在庫限り販売休止品】木屋　擂粉木　山椒　165mm

「擂る、溶く、和える」擂鉢と併せて、味、食感を繊細に加減する擂粉木。山椒の木は木質が非常に堅く摩耗に強いため、古くから擂粉木として用いられてきました。この擂粉木は、高野山を源流とする有田川流域に位置する、豊かな自然に恵まれた山椒の産地、有田川町の山椒の古木を擂粉木に仕立てたものです。葉、花、実、樹皮に至るまで余すことなく使われる山椒の木。実を付けなくなった木や払った枝も、台所の道具として最後まで使いきりたい。その思いを込めてこの擂粉木を作りました。

※ご使用に際して
・使いやすい擂粉木の長さの目安は、擂鉢の口径の1.1〜1.3倍以上です。

※ひび割れについて
山椒の擂粉木は、枝や幹をそのまま活かしてお作りしているため、木の中心部を含みます。自然素材の特性上、乾燥の過程で小さなひびが生じることがございます。ご使用に差し支えないと確認したものだけをお届けしておりますが、恐れ入りますが、ひびのある場合でも交換の対象外となります。
ひびのあるものをすべて省いてしまうと、多くの擂粉木が使えなくなり、廃棄につながってしまいます。木を最後まで大切に使い切るというものづくりの考えから、この点をご理解・ご賛同いただけますと幸いです。ひびがご心配な方には、比較的ひびの入りにくい「さわぐるみ」「朴」材の擂粉木もご用意しておりますので、ぜひご検討ください。