製品について
木屋が自信をもっておすすめする『團十郎』の名を冠した、細かい作業が得意な幅細タイプの毛抜きです。※画像奥がまつ毛抜きです。
細い金属板をUの字に曲げて作る、日本で伝統的に使われてきた形です。
團十郎毛抜きは下の3点を特にこだわって制作しています。
・先がぴったり閉じること
・毛が切れないこと
・ばねのタッチがやわらかいこと
みごとな調整の心地よい抜き具合をぜひお試しください。
必要に迫られた毛抜き、趣味の毛抜き、さまざまな場面で
木屋の團十郎毛抜きをご愛用いただけましたら幸いです。
【よくあるお問い合わせ】
・つまんだ時にかみ合わせが左右にずれているのですが不良品では?
→不良品ではありません。親指と人差し指で何かをつまむさい、ふつう、親指と人差し指の力を掛ける方向が、どうしても親指は右側、人差し指は左側に向かってしまいます(右手で使った場合。左手指なら逆)。U字型の毛抜きは2枚の板を張り合わせたピンセット型の毛抜きと違い、両側面の金属を広範囲に固定している部分がないため、どうしても動きに遊びがあり、毛抜きをつまんだ時にもずれがおきます。
そのため指先の力の向きを自分で調整しつつ使う必要があります。
その辺りの精密さはピンセット型の方が優れています。
・ある日つかめなくなった
→ほとんどの場合、噛み合わせの部分がわずかにツブれたりなどして、合わせがぴったり閉じなくなったことが原因です。大抵修理が可能ですのでお問い合わせください。
・幅広と幅細(松毛抜き)どちらが使いやすいか?
→使いやすさはかなり個人の感覚に左右されるので一概に言えませんが、毛の掴み加減は変わらないので、毛が密集しているところに使うなら(例えば白髪抜きとか…)幅細(松毛抜き)、毛がまばらなところに使うなら幅広という選び方や、目が良い方は幅細(松毛抜き)、目が悪くてマトに当たらなさそうな方は幅広、など、用途やご自身の状況によって選ばれるのが良いと思います。
【やってはいけないこと】
→柄を外側に向かって開いてはいけません。
Uの底の部分に負荷がかかってヒビが入ります。そうなると修理ができません。
先の合わせの調整、修理はある程度できますが、ヒビを継ぐことはできないのです。
【毛抜きの寿命を延ばすには】
→とにかく先端を守ることです!!
小物入れに裸のままポイっと入れて何かにブツかったり、何かの拍子に落としたりすると割と簡単に先端がツブれて隙間ができてしまい、毛を掴めなくなります。
使った後は購入時の箱に入れるか専用のサックなどを用意し、先端をカバーしてください。かなり変わります!
材質:ステンレス
全長:約78mm
重さ:約12g
先端幅:約2mm
製造:新潟県
紙箱入り