製品について
日本橋 木屋特選手造り弁当箱曲輪 拭漆
何を詰めても美味しそうに見えてしまうお弁当箱です!
食に器って大事だな~と、毎昼、蓋を開けるたびにしみじみと感じる、しかも密閉しないからかお弁当の中身がじっとり湿ることなく美味しく食べられる、目にも舌にも幸せなお弁当箱です。ぜひ日々の食のお供にくわえてあげてください。
木曽にて、樹齢百年を超えて育てた木曽ひのきと木曽さわらを使用し、職人が一つずつ手造りで仕上げた弁当箱です。一枚ずつ挽いた薄板から作られる弁当箱は、軽くて携帯しやすいというだけではなく、生きた素材である木を使うことで通気性がよくご飯のおいしさを保ちます。
ご使用上の注意をお守りいただきご愛用いただければ幸いです。
【ご使用上の注意】
・使い始め
ぬるま湯か水でスポンジなどの柔らかい素材を使って洗い流し、乾拭きしてからご使用ください。漆のにおいが気になるときは、新しい生米か、あれば米ぬかを弁当箱に入れ一日から三日ほど置くとにおいがやわらぎます。
・ご飯を入れるときは
曲物は熱いものが苦手です。ご飯は冷ましてから入れてください。熱いご飯を入れてすぐ蓋をすると、特に曲げの部分のひびや割れの原因となります。電子レンジなどでの温め直しも避けてください。
・ご使用後の洗い方
汚れはきちんと落とし柔らかい布巾で乾拭きします。食器洗浄機や乾燥機は厳禁です。水に浸けすぎてはいけませんが、お米のこびりつきは水でふやかしてきちんと落とします。水に浸けるのは1時間程度まで。浸けた後はしかり乾かしてください。一晩中など、水に浸けすぎると漆の剥げの原因になります。油汚れには中性洗剤を使用しても構いません。汚れと湿気はカビの原因となります。黒ずみ・カビは一度入ってしまうと落とすことができません。
・保管の仕方
湿気がこもらないように蓋を開けて保管します。湿気たまま蓋をすると、においやカビの原因となります。湿気た蓋を下にして重ねることも避けてください。また、乾燥している場所、極端に湿度や温度の変化する場所では割れることがあります。
・持ち運ぶとき
曲輪弁当箱は薄い板で出来ています。落としたりぶつけたりすると破損することがあります。また、上に物や本、水筒などをのせると、その重さや振動が割れの原因になることがあります。かばんの中では弁当箱の上に物をのせない方が安心です。
・長期的なお手入れ
木は使えばやせ、漆は使えば剥がれるものですが、未使用の状態でも徐々に劣化していきます。定期的に漆を塗り直すことで長く使えます。修理は有償で承ります。
修理の可否は木地の状態によって決まります。
目安は、
漆の艶がなくなってきた、
漆が剥げて白木が見えてきた
累計三百回、または一年間ほぼ毎日使った
使用の有無にかかわらず購入後3年以上経過した
等です。
木地の割れや漆の剥がれにお気づきの際にはお早めにご相談ください。もうだめかも…という状態に見えても、捨ててしまう前にご相談いただければと思います。まだ道があるかもしれません。
【材質】
蓋の天板・本体の底板:木曽さわら
蓋と本体の側板:木曽ひのき
継目:山桜皮
塗装:天然漆 中国産 日本国内精製
容量:約570ml