木屋　こね鉢　尺　300m

「一鉢、ニのし、三包丁」そば打ちの作業の大切な要素を語呂良く表した言葉です。
こね鉢は、そば打ちの最初の工程である「水回し」と「練り」の作業を行いますが、ここでの作業がそばの良否を決めるため、一番重要な作業を担う道具です。
熟練の木地師がろくろと呼ばれる道具を用いて無垢の木をくり貫き、磨き上げた木地に国産の生漆を丁寧に刷り込んで仕上げています。
漆で仕上げたこね鉢は使い込むほどに艶が増し、美しい経年変化をします。